歯を大切にしよう、の話。
歯の資産価値は3000万円!?
こんなツイートを見かけました
Twitterでフォローしているmyデンティストさんのこのツイート
歯の資産価値は約3,000万円で、しかも
歯が無いと医療費は2,000万円多くかかるのね。フロスと定期的な歯のクリーニングするだけで5,000万円の価値を維持できる。ということは1年間に2〜3万円歯に投資するだけで、年間100万円のリターンがあるということ。若い人は今のうちから歯に投資するのは賢い選択— myデンティスト@癒える力 (@ZnDtke) May 16, 2020
ヒエェッ!となりますが、さらに追い討ちをかけるのがこちら
フロスをする人としない人
唾液の質は全然ちがいます。
ドブ川と清流くらいの差例えるなら足の指と指の
間を洗わないような人なのです
あなたの部屋に上げますか?もしも恋人がフロスをしてないとします
あなたがフロスをする人であれば
キスできますか?— myデンティスト@癒える力 (@ZnDtke) February 25, 2020
資産価値うんぬんもさることながら、こちらのツイートがものすごーーく刺さりました。
「ドブなんや、、、わたしの口の中はドブなんや」
そこからわたしのフロスと共に歩む人生が始まりました。
虫歯だらけの幼少時代〜今まで
少女時代の写真、悪魔やんけ…
可愛いはずの3歳児の写真。。目も細いけど、それよりも口元、、歯、、黒いし欠けてるし、なんか悪魔にしか見えんな。(今度実家に帰ったら公開しようと思っています。)
まあ、それもそのはず。
うちの両親、今では育児界の常識となっている「子供が3歳になるまでは親とお箸を共有しない」を始めとする「虫歯は親から感染する」を知らずに愛情たっぷりに育ててくれていたんですよね。
歯列矯正を2回経験
ほぼ全ての歯が虫歯という状態のわたしでしたが、両親が「永久歯は大切にしよう」と思ったらしく、永久歯が生えてきた5〜6歳?くらいのタイミングで一度歯列矯正をしました。前歯です。この時はされるがままって感じでした。
その後も虫歯∞虫歯の思春期を過ごし、高校生になってすぐ、もう一度歯列矯正をしました。前回とは異なり、こちらは自分の意志で。50万円くらいしました。両親に「歯は第三の臓器って言われてるんや」とか説得しまくってOKをもらいました。両親に対しては恨みも多くありますが全体的には感謝しています。
あと、歯列矯正の治療の日は部活を合法的に休めるので結構好きでした(笑)。ただ、矯正をすると骨ごと動くので結構しんどかったことを覚えています。
常に歯のことで悩んでいる
虫歯以外だと、親知らず
(全員ではないが)誰もが通る道、「親知らず」。レントゲンで確認すると歯茎の下にガツンと真横に生えていました。大学生の時と社会人になって妊娠を意識するようになってからとの2回のタイミングで下2本、上2本それぞれ抜きました。
あまり信じてもらえないのですが、わたしの中では「親知らずの抜歯>>>陣痛」ということです。人生で一番痛かった・辛かった痛みは?と聞かれたら、下の歯の親知らずを抜いた時でしたね。ああ、親知らずとうまく付き合っている人が羨ましかったなあ…
そんなわたしが出会った“保存歯科”
世にも珍しい保存歯科
そんな人生を四半世紀ほど過ごしたわたしですが、ここで運命的な出会いを果たします。それが保存歯科という全国にも例を見ないポリシーを持った歯医者さんでした。
自分の歯を大切にすることを第一に考えられており、削ったりする治療は最低限、なるべくイジらない、それよりも今ある歯と歯ぐきを強くするという方針で治療されます。
新規受付は3年待ち
常に常連の患者さんで予約はいっぱいなので、新規の予約は取れたとしても3年後とかになります。わたしも当初2年半先だったのですが、急遽先生の海外出張がキャンセルになったとかで1年くらい早まりました。かなり運がよかったと思います。
基本的に治療はしない
そう、昔と同様、虫歯はあります。だけどドリルで削ったり詰め物をしたりといった、いわゆる普通の歯医者でやるような治療はしません。やってもらうのは、歯ぐきのチェックと歯石取りがメインです。
歯が少し痛いかな?と感じる日もありますが、よほどのことがない限り数日で痛みはおさまるので、「もうダメだー」となってポロッと歯が抜け落ちてくるまでは余計なことはせず、歯周病対策を粛々とやっていくのみです。
歯を守るためのルーティーン
ここからは具体的な毎日のルーティーンをご紹介します。
1、朝起きたらすぐフロス&電動歯ブラシ
フロスをすることで冒頭にお話しした通り「ドブ」が「清流」へと変貌を遂げます。(大袈裟)その後、電動歯ブラシ・ドルツを使って歯を磨きます。めちゃくちゃ汚れた便器を擦り洗いするイメージでしっかりと磨いていきます。
2、乳酸菌タブレットを1日3回なめる
口の中の善玉菌の数を増やすため、乳酸菌タブレットをなめます。①起床後、②昼食後、③就寝前のタイミングが多いです。
3、1日1回は歯間ブラシ
ライオンの「DENT. EX」を使って歯と歯の間をブラッシングします。歯に詰まっているものを取りつつ、歯茎をマッサージするイメージで行います。
4、入浴時のジェットウォッシャーで歯茎を刺激
電池式のジェットウォッシャー・ドルツを使って歯茎を刺激していきます。「本当に効果あるんかいな?」と半信半疑で始めてみましたが、使い始めて1ヶ月後に歯医者さんから「歯茎は締まってきて、いい状態ですね」と褒められたので効果ありだと思っています。
5、歯磨き粉は「アバンビーズ」
歯磨き粉は歯医者さんに勧められた「わかもと」という会社の「アバンビーズ」を使っています。1本1000円近くするので、もう少し安いものがいいと言う方には、シンプルな「クリニカ」を推奨されていました。
6、歯ブラシはライオンのマキシマを月に1本新調する
歯ブラシはヘッドが小さく柔らかめのライオン「マキシマ」のミディアムソフトを使っています。こちらも歯医者さん推奨のものです。毎月1本新たらしいものに取り替えてというアドバイスに忠実に従っています。
気になる年間コストは?
定期検診 | 2500円×3回=7500円 |
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乳酸菌タブレット | 2000円/月=24000円 |
歯ブラシ | 300円/月=3600円 |
歯間ブラシ | 400円/月=4800円 |
フロス | 200円/月=2400円 |
歯磨き粉 | 1000円×3回=3000円 |
電動ブラシの替え | 1000円 |
電動ブラシとジェットウォッシャーの電池 | 2000円 |
合計 | 48300円/年 =4025円/月 |
まとめ
いかがでしたか?年間およそ5万円は決して安くない金額ですが、将来自分の歯で美味しいものを食べるためなら全然許容範囲内のコストですよね。
そして何より毎日の習慣にするまでが大変です。わたしもたまにサボってしまう時がありますが、歯ぐきたちはとても正直でサボると血が出たり腫れたりします。
未来の自分のための投資としてのデンタルケア、まずはフロスから始めてみてはいかがでしょうか。